病院建設予算管理品質管理工程管理
 

病院の建設中に気を付けるポイント

2016年02月01日

 

建築プロジェクトを進めるためには、コスト・品質・スケジュールという3つの要素をコントロールしていく必要があります。

今回は、この3つの要素にポイントを絞り、建設中における病院プロジェクトのスムーズな進め方について紹介させていただきます。


まず初めに、建設中のコストについてのポイントです。
ある病院プロジェクトでの事例をもとにポイントをご紹介します。

ある病院の建設中、病院内の要望で、設計変更や追加工事の依頼をして進んでいました。
施工者からは「見積金額の増減を調整して進めています。」と聞いていたので、追加費用は発生しないだろうと予測していました。

ところが、施工者から竣工間際になり、「今までの増減をまとめました。」と、突然、今まで要望してきた設計変更や追加工事の見積書が出てきたそうです。

出てきてビックリ!
なんと、出てきた金額は1億円!
請負金額の約5%にあたります。

その後は、予想できると思いますが、病院と建設会社とは決裂し、結果、開業も遅れてしまったそうです。


では、このような事態にならない為にはどうすべきなのでしょうか?
それは、プロジェクトの進捗に応じて、設計変更及び追加依頼の内容確認を行う必要があります。
また、その内容に沿った見積を提示してもらい、その見積が妥当なのかどうかを確認します。

このように「コスト増減の見える化」をする必要があるのです。
「コスト増減の見える化」をして、施工者と発注者が変更内容及び変更金額を合意しながら進めることが重要です。


次に、品質についてのポイントです。
設計・施工一括で建設会社へ依頼する場合、建設会社の施工部は、現場の品質管理を行い施工していきます。
その内容を建設会社の設計部が品質監理を行い、プロジェクトを進めていきます。

「同じ会社の内部で品質監理を行っている体制って本当に大丈夫?」と思いますよね?

基本的には、建設会社はしっかりと品質監理を行って、施工を進めていますが、内部監査があまいと、欠陥を見落とす場合があります。

そうならないために、品質監理を建設会社に任せきりにするのではなく、発注者側でも品質を確認できる体制を構築することが必要です。

このような体制を築くことで、施工者の自主管理意識が高まり、欠陥工事を事前に防げる可能性が高まります。
もちろん発注者側でもしっかりチェック機能を働かし、欠陥工事を見逃さないことが前提です。


最後に、スケジュールについてのポイントです。
契約書の工期に基づき施工者が工事を請負う為、スケジュールについては、あまり問題視されないことが多いと思います。

しかし、品質が著しく低下したものを改善させるには、時間とコストが必要になります。
また、先ほど紹介したように、コスト調整がうまくいかず、追加金額のもめごとが影響しスケジュールが遅延して、医療を提供できなくなる恐れもあります。

スケジュールを遅延させない為には、コスト・品質・スケジュールの総合的なマネジメントが必要なのです。


プラスPMでは、コスト、品質、スケジュールの大きな3つのフレームで、建設事業推進の支援を行っています。
その中でも、特にコストについて最大限注意を払い、3つのバランスが崩れないようにコンストラクション・マネジメントを行っております。

スムーズに病院建設を進めたいと考えているならば、是非一度、病院建設に強みを持つプラスPMにご相談ください。