病院建設導線計画
 

「明るく、楽しく、迷わせない」病院

2016年06月01日

 

病院建設を考えているお客様に、現状の病院の問題点は何ですか?とお聞きすると、よく返ってくるお悩みの一つにこの様なものがあります。


「今の病院は増築、増築の繰り返しで迷路みたいになってしまった」

「始めて来院された患者様が、どこに行けばいいか分からないという苦情が多い」


病院は、新たな敷地が見つからない場合は必ず運営しながらの建設工事となる為、増改築を繰り返すことが多く、動線が複雑になりがちです。
また、色々な部門の部屋が多数あるので非常に迷い易く、結果として患者様ご自身がどこにいるのかわからなくなる建物になりがちです。

病院に来院される患者様は、体調がすぐれない方や動き回ることが苦痛になる方がほとんどです。
そんな中、自分はどこに行かなければならないのか、自分は一体今どこにいるのかわからないことは、それだけで大変なストレスとなります。


かつて、病院内の行先表示サインといえば、天井から垂れ下がった看板で方向を指し示す程度のものでしたし、各部屋の室名サインも文字が小さく見にくいものでした。
動線計画・内装計画・照明計画・家具計画は統一されたコンセプトの元に計画されず、患者様を誘導するようなものではありませんでした。


近年では、「ウェイ・ファインディング・システム(Way Finding System)」という考え方があります。
これは、見渡しや見通しの確保といった建築計画を始め、サイン・内装(色彩やしつらえ)・照明・家具を総合的に計画することで、だれもが迷わず自然に目的地にたどり着けるよう計画するものです。


具体的には、以下のような事が考えられます。

・エントランスの吹抜けを介して外来の全容が見渡せる

・ガラス張りの中庭の周りに外来待合、診察室、放射線・生理・検体検査室が集合して見通しがよい

・行先表示が目立つ色、大きな文字で廊下の角々にある

・全館案内や階案内図が目立つ場所にあり、照明に照らされている

・部門毎にテーマカラーがあり、サインや内装・家具の色使いで区別し、視認性を高めている

・スタッフステーションが病棟の中心にあり、どこからでも位置が分かる

これらの計画は、患者を迷わせない病院とするだけではなく、明るく楽しい雰囲気をもった病院にすることにもつながります。

私共はこれまでの数々の経験から、様々な御提案が可能です。
迷わない病院とすると同時に、より魅力ある病院とするのも「CM(コンストラクション・マネジメント)」の業務です。

 

病院建設などをお考えの際には、是非私共にご相談ください。