病院建設導線計画
 

エレベーターと病院計画

2017年08月07日

 

病院計画を考えるときに大切なことはたくさんありますが、その中でも最も重要な事の一つが「動線を考える」ことです。

病院内には患者さんをはじめ、スタッフ・食事・物品・ご遺体などなど、たくさんの動線が複雑に絡み合っています。

 

動線を考えていく上で避けて通れないのがエレベーターの設置計画です。
階と階を垂直に結ぶエレベーターは動線の要であり、また一機で1000万円もする高額な機械でもあります。
 

さて、皆様はエレベーターを何機設置しようかと考えた時に、どのようにして考えられるでしょうか。
 

実は、エレベーターには設置個数を適切に計算する計算式が存在します。
「交通計算」と呼ばれているその計算をする上で重要なのは、「使う人・物の数」と「使う時間帯」、「集中率」、「許容される待ち時間」などの要素であり、計算を適切に行えば必要なエレベーターの定員と台数が算出できます。
 

ところが、実際の設計の場面では、設計者の感覚的な必要台数や定員数に頼り、そのような計算を行わないこともよくあります。

前述のとおり、エレベーターは高価な機械ですので、慎重にその設置数を検討する必要があります。
 

また、エレベーター計画については、実は最近になって出てきた重要検討事項があります。

それは、エレベーターの設置基準が改正されたことです。
 

平成219月に改正、施行された法律に照らし合わせると、それまでに設置されたエレベーターは法律を満たさない可能性があります。
結果、どうなるかというと、建物を今のままで使用するなら問題はないのですが、新しく増築しようとしたりする場合には最悪の場合エレベーターごと取り替えなければならない可能性すらあるということです。
 

思わぬところで多額の出費が必要になると、予算や調達計画にも影響がでてしまうのではないでしょうか。

 

皆様の病院計画では、エレベーターにちゃんと配慮されていますか?

 

私共にはこれまでの数々の経験から、建物計画に起こりがちな問題についてのノウハウがあります。
リスクを予め明らかにし、適切な予算の元で病院を皆さまとつくりあげるのも「CM(コンストラクション・マネジメント)」の業務です。

 

病院建設などをお考えの際には、是非私共にご相談ください。